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宇宙からの贈り物・隕石 [天然石講座]

太宰府開運館さんの天然石の第11回勉強会「宇宙からの贈り物・隕石」に参加してきました。
隕石、というと、黒くてごつくて、しかもやけに値段が高い、の印象があると思いますが、個人的に、ギベオン隕石球のシルバーというかグレーパールのような美しさや、独特のウィドマン・シュテッテン紋様に惹かれていた事もあり、参加を決めました。

inseki.JPG

今回配られた資料は南極観測隊の隕石採集の記事を元に始められました。
日本では、国土で発見される隕石の数は今までに約50個と少ないのですが、南極観測隊は隕石の収集数では長らく世界一なのだそうです。
大きな機械を使わず、犬ぞりで地道に採集するのがポイントらしいのですよ。
面白いですね。

隕石は大きく分けて
・鉄隕石
・石鉄隕石
・石質隕石
があり、最も数が多いのが「鉄隕石」です。
大気圏内に入ってくる際に石部分はほどんど高温で燃え尽きてしまう場合が多い為であり、逆に言えば石が含まれている隕石は、その元々が相当大きな塊であったのだろうという事が言えるとの事でした。

また、鉄隕石の見分け方は、ニッケルの含有量が地球上の鉱物の比率ではありえない、5パーセントを超える量が含まれているものを「隕石」とされるとの事で、逆に純粋な「石質隕石」は普通の地球上の石と見分けがつかないものが多く、それもまた、出回っている石質隕石の数が少ない理由でもあるそうです。

隕石の落下スピードは一時間で地球を一周するくらい、早いものだと10分間で地球を一周するほどの高速だそうですが、鉄隕石のうちオクタヘドライトに現れる、独特のウィドマンシュテッテン構造は、鉄とニッケルの混ざり合いが、分離せずにゆっくりと温度が下がってできる紋様で、冷却期間に100万年以上の歳月がかかるそうです。
このような事を聞いていると、やはりそこにその隕石があるというのは、奇跡のような確率なのだな、と思ってしまいます。
会えてよかった、ですね。

その他、隕石の名前はその落ちてきた管轄の郵便局の地名で名付けられる事や、過去の隕石落下「シホテアリニ大爆発」の時は、300㎞離れている所から見えて、まるでもうひとつ太陽が昇ったようだった事など、面白いエピソードも教えていただきました。

昔から、隕石がご神体や祭祀用刀剣に加工される事はよくあり、その世界最古の記録として確認されたものが福岡県直方市の須賀神社のご神体「直方隕石」なのだそうです。
5年に一度の一般公開は来年、2011年だそうです。
他、トルコの宝剣にも、隕石を加工されたものがあったとか。
隕石の剣はたたいて伸ばす作りなのですが、火入れをして斬れるようにしようとすると、ボロボロに崩れてしまうそうで、祭祀用にしかできないのだそうです。

当日は色々な隕石を見せていただきましたが、ギベオンTATAで出来た、ラピスの柄のついたナイフが素敵でした。
gibeonrapis.JPG

太宰府開運館さん、今回も興味深い講座、ありがとうございました。
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